はてなブログでブログを書き始めて、1年以上になりました。
毎日のちょっとした発見や、気になる情報、そういったものを書き出せる場所があるというのは、本当にありがたいなあと思います。
それまで単調だと思っていた世界は、決してそうではないものだと気づける。
もし、ブログを書こうか悩んでいる方がいたら、即座に薦めるイチオシの趣味です。
そんな、わたしにとって「なくてはならないブログ」。
今回はちょっと違った使い方です。
学生さんや、これから資格試験を始める方には、こちらもおすすめの使い方ですよ。
未知の分野を勉強することに・・・
ことの初めは、わたしの職場での出来事です。
先日、仕事の大きなプロジェクトが終わり、集まっていたチームが解体されました。
と、同時に会社からわたしに業務指示がでました。
「あのさ、RPA勉強してくれない?」
RPA?
RPGなら、大好きですけど?
「Robotic Process Automation、かなり注目されてるけど、知らないの?」
ろぼ・・・ぷろせす、おーと・・・?
目を白黒させるわたしに、上司がニッコリ笑って教えてくれたのは、とある無料学習サイト。
誰か詳しい人につなげるとか、ざっくりした資料とか、そういうの一切なし。
えええ、そんな丸投げって、ある!?
生まれてこのかた、完全文系のわたし、RPAは何ぞやという、知識ゼロからのスタートです。
ブログ生活の癖が出る
RPA=ロボティックプロセスオートメーション。
最近注目されている、事務処理を自動化する仕組みのこと。
顧客のデータ管理や受注内容の入力といった事務系デスクワークの定型作業を、人間に代わって、ソフトウェア型のロボットが代行・自動化する概念のことです。
まさに、働き方改革が進む現在において、ブームになっているのもうなずけます。
そしてプログラミング知識も必要とされない点において、理系・文系の垣根を超え、勉強してみようという人が増えている注目分野です。
教えてもらったサイトで、概要を学んでいくうち、「やばい分からないどうしよう」という感情とは別の思いが頭をもたげてきました。
これ、わたしと同じようなド素人の初心者っているんじゃないの?
その人たちと、超初心者として情報を共有したら、きっと有益な気がする・・・。
・・・まさに、ブログ脳。
はてなブログを始めた当時、つまづいたり失敗したりするたびに「超初心者向け」のブログ作成記事を書いていました。
Googleアドセンスのこと、はてなブログの機能のこと、障害だか自分のミスだか分からないような問題のこと・・・
\例えばこんな記事です/
上級者にとっては当たり前のような手順。
そのひとつひとつに引っかかって、悩みながら書いた記事は、今でも検索されて読まれる記事になっています。
初心者同士だからこそ分かる、初心者のための有益情報です。
RPA学習をスタートしたその日に、新しいブログをスタートしました。
記事にすると、知識になる
知ったことを「勉強した」と書く。
知らないことを「知らない」と書く。
ブログは単純に、インプットしてはアウトプットする、という作業の場。
だって、それ以上はできません。
RPAの知識がゼロのわたしにとって、今勉強したことを書くしかできないのです。
でも、書くという作業は、勉強をする際の大きな助けになっています。
自分の分かったことが、まとめられる。
自分の分からないことが、はっきりする。
気づいていないことに、気づくことがある。
間違いに、気づくことがある。
とくに、何となく分かっているようで実は分かっていなかったことに、よく気づきます。
ブログで文章を書いていると、ほんの小さな表現でつまることがあります。
自分の知識があいまいなので、「~である」と断定できないときです。
そのまま書き続けることができなくて、詳しく調べたり、文章の組み立てに頭をひねったり・・・そうこうしているうちに、「あ、そっか!」とピンときたりします。
記事にする作業は、いわば第三者に話すのと同じ。
誰かに伝えようとすることで、不思議と自分の知識が深まるのです。
インプットとアウトプット
インプットとは、入力のこと。
アウトプットとは、出力のこと。
ビジネスや勉強、そしてブログの世界でもよく聞く言葉です。
本を読んだり勉強したり、知識を自分の中に取り入れるインプット。
得た知識を、仕事に反映させたり、誰かに教えたりするアウトプット。
その両方のバランスがよいと、成果が出しやすくなると言われています。
もちろんバランスには個人差があるでしょうから、半々でなければダメというわけではありませんよね。
きっちり隅々まで勉強したいタイプの方もいるでしょうし、アウトプットしながらその反応をインプットに変えて勉強していくタイプの方もいる。
4:6でも、8:2でも、それこそ9:1でも、その人の個性に合ったら、それがバランス。
ただ、10:0は、さすがにないですよね。
ノーインプットの人のアプトプットには、面白みがなさそうだし、ノーアウトプットの人のインプットは、社会において勿体ないですから。
新分野の勉強のわたしのブログでは、インプットとアウトプットが、ちょうど5:5。
入れては出す、入れては出す、のいわば実況中継です。
普段ブログの記事を書く場合には、わりと調べている時間が長いので、インプットが7、8割くらいだと思えます。
それに比べて5割ずつというのは、ほぼ自転車操業のような自分でも驚くスピード感。
今後、勉強を続けていく中で知識が蓄積されれば、また比率も変わってくるのでしょう。
でも、初心者がどこから取っつき始めて、どこでつまずいたり、めんどくさくなったり、感動したりするのかが手に取るように分かる。
同じ境遇の方には役に立つかもしれません。
そして、自分にとっても同じことが言えます。
自分がどこでつまずいたり、間違ったりしているのかが、後から見て分かるのです。
ブログのこんな使い方も、ありだなと思える今日この頃です。
むすび
はてなブログにタグをつけることができるようになりましたね。
読んでいるブログにも、ちらほらタグがついているのを見かけます。
記事のリンクを貼ってみて、びっくり。
あら、こんなにカラフルなはてなスターがあるんですね。
知らなかった(笑)
キャンペーンもやっていて、過去の記事にタグをつけるだけで「はてなスター」がもらえたりとか、盛り上がっています。
はてなブログは、ほどよいインプットとアウトプットに満たされている気がします。
自分で書きたいことを書き(アウトプット)、いつのまにかゆるくつながった交流あるブロガーのブログを読む(インプット)。
この1年ほどの間に、ちょっぴり雑学に強くなりました。
ちょっとした文章は、読むのも書くのも、たぶんママ友さんに負けない早さになっています。(記事も早く書けるといいのだけど)
顔も名前も知らないけれど、性格がすごくいいことを知っている「(ブログの)知り合い」が日本のみならず、世界に何人か増えました。
そして、この年齢にしてなお、1年後10年後の自分が、想像できないと言えるワクワクした気持ちの中に生きています。
映像の時代と言われ、ブログは少し肩身が狭い風潮ですが、それでもやっぱりブログの世界はたくさんの可能性にあふれています。
わたしはこの愛しい世界で、インプットとアウトプットを繰り返しながら、のびのび楽しく生きていきたいと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事が、何かのお役に立てば幸いです。
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