保育園に通う6歳の息子は、4月から小学生です。
保育園に入園するときも、たくさん買いそろえなければならないものがありました。
小学校もまた、いろいろと細かい指定が多いです。
・・・いつだって、新しいことを始めるときには準備が大変なんですよね。
今日は文房具。
なかでも、一番こどもと一緒に時間を過ごすであろう「ふでばこ」についてです。
授業中、空想の世界にこどもをトリップさせることなく、好きなものを持つ幸せを味わえる。
そんな矛盾した願いを叶えてくれる、ショウワノート「学ぶんぐ」ハイるん(恐竜)をご紹介します。
キャラクターがついていないもの
6歳という年齢になると、すでに「好きなもの」が確立されつつあるお年頃。
鬼滅の刃、シンカリオン、恐竜、昆虫・・など、彼の頭の中は、ぎっしり「好きなもの」で占められています。
毎日持つ筆箱は、彼の好きなキャラクターのものを探そうかな、なんて思っていたのですが、小学校の説明会でこんなことを言われました。
「文房具・・・とくに筆箱と下敷きは、できるだけ無地のものをお選びください」
え?
なんで?
好きなキャラクターものの方が、学習意欲が上がるんじゃないの?
「キャラクターがついたものを机の上に出すと、授業中にどうしても意識がそちらに行きます。
すると、1年生くらいの子はその世界に入り込み、ぽーっとなってしまうんです・・・」
ここで聞いていた保護者から、共感の小さな笑いがもれました。
たしかに!
キャラクターの絵を見ただけで、その世界に入り込んでしまい、いつも帰ってこれなくなってる・・・。
授業中、絶対ぽーっとするに決まってる。
先生の言う「できるだけ無地のもの推奨」、納得です。
ついつい自分の世界にトリップしがちな息子に、キャラクターものを持たせるのはやめることにしました。
ショウワノート「学ぶんぐ」
無地に納得はしたけれど、やっぱり新一年生のウキウキした気持ちもよく分かります。
「すきなもの、もっていきたいなあ・・・」
うーん、と考えながら言う息子を見つめつつ、筆箱探しをしていたところ、こんなものを見つけました。
ショウワノートの「学ぶんぐ」という文具シリーズの中の、「ハイるん」という筆入れです。
パッと見、無地。
でもよく見ると、ティラノサウルスとトリケラトプスの姿がエンボスされています。
キャラクターというよりもデザインなので、これを見てトリップすることは少なそう。
コンパクト設計で、とても薄いのに、たくさん入る構造でびっくり。
両面開きで、定規もちゃんと入ります。
だけど、複雑な構造もしていない、いたってシンプルなつくりです。
これだ!
これしかない!
思って息子にパソコン画面を見せると、「これほしい!」と即答してくれました。
よかった!
「ハイるん(恐竜)」レビュー
鮮やかな空色です。
ふわっとした感触が気持ちいい。
本体は、とても薄くて軽いつくりになっていました。
良くみると、ティラノサウルスとトリケラトプスが描かれています。
「Do you know?」という問いかけが書かれていたので、息子に聞いてみたら、ものすごい長い恐竜の講義が返ってきました(笑)。
両開きになっていて、開く部分は少し凹んでいます。
指を入れて、開きやすくなっているようです。
鉛筆を6本、しっかり留めて入れることができます。
取り外し可能な鉛筆削り付き。
説明会で「鉛筆削りは持ってこないで」と言われているので、取り外せてよかったです。
消しゴムも独立して入れられるので、汚れてしまう心配もないですね。
ふたのところの時間割が、なんだかとても懐かしい・・・。
そっか。
時間割使うようになるんだなあ・・・。
裏側には、シンプルなくぼみだけのスペースがあります。
ここに、三角定規や分度器などを入れることができるんですね。
ボタンを押すと、ガチャッとここが開いて・・・といった複雑な多機能ペンケースではないところに安心感があります。
キャラクターものもトリップの原因になるけれど、いろんなギミック満載っていうのも、集中の妨げになる気がします。
それに、1年生じゃ使いこなせないですしね。
(そもそもわたしが使いこなせなそう・・・)
とてもよい買い物をしたと感じます。
息子とふたり、ひとしきりいろいろ見たあと、新しいランドセルの中に入れました。
お気に入りのふでばこさん。
4月まで、もう少し待っててね。
むすび
保育園入園の準備は、親がバタバタとこなした記憶があります。
でも、小学校は息子と一緒。
これが好き、これはちょっと・・・なんて意見を聞きながら、ひとつひとつ揃えていくのが楽しいです。
(めんどくさい縫いものもたくさんありますけど・・・)
寒かった今年の冬ですが、少しずつ季節が春に近づいています。
息子もまた、ちょっぴりな不安を抱きつつも、あふれるような憧れに満たされつつ、最後の保育園生活を楽しんでいます。
驚くほど背が伸び、がっしりしてきた背中を押しつつ、今日も保育園に送りだしました。
もっともっと、楽しみが増えますように。
もっともっと、わくわくが生まれますように。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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