4月から小学生になる息子を持つワーママです。
入学準備をコツコツ進めているのですが、どうにもテンパッたのが「袋」という名がつくものが多過ぎること。
しかも、どれも細かいサイズ指定つき。
入学パンフレットには「市販のものでもOK」って書いてあります。
書いては、ある。
でも、これどう見ても、作れよっていう強迫にしか見えないんですが。
指定の袋類
息子の通う小学校から指定された「袋」類は、以下です。
- お道具箱を入れる袋(レッスンバッグ的なもの)
- 体操着を入れる袋(巾着タイプ)
- 上履きを入れる袋
- 給食の帽子とマスクを入れる袋
- 鍵盤ハーモニカのパイプを入れる袋
こんなにか!
こんなに、布製の袋が必要なのか・・・。
しかも、縦〇cm×横〇cmとか、持ち手のあるなし、名前の位置など、本当に事細かく指定されています。
おぅ・・・。
大人になった今、スリッパだの着替えだのを持って行く時は、なんとなくビニール製のその辺にある袋に入れて生活しています。
でも、考えてみれば、たしかに小学校時代って、なにかにつけてキルティングでできた巾着みたいなものに入れていたよな・・・思い出した。
それ、親が用意してくれてたのか・・・。
この歳で、思わず感謝のLINEとか送りそうになりました(笑)。
ちなみに、上記は我が子の小学校の場合なので、通う学校によってはそれ以上の数が必要な場合もあるかと思います。
逆に、不要な場合もあるかもしれません。
入学説明会前に、先走って購入したり作ったりしない方が無難です。
大きさや色の指定が違っていると、先に準備したものが無駄になる可能性があります。
そうなってしまうと、かけた労力とお金が、もったいないですもんね。
市販のもので対応
さて、必要なものとサイズが分かったら、まずは簡単に入手できる方法を探します。
とても便利な世の中。
大概のものは、100円ショップやネットショップで用意することができます。
ただでさえ忙しい3月。
できる限り、効率的に(ぶっちゃけ楽をして)準備したいと思うのが人情です。
市販対応ができる基準としては、
- 大きさや色の指定に合っている
- 高価すぎない
- こどもの好みに合っている
といった部分でしょう。
大きさや色の指定
サイズを〇cm、と指定されている場合でも、市販のものを購入することはできます。
ネットショップでは、1センチ単位で大きさを選択できるようなバッグも売っているからです。
たとえばレッスンバッグであれば、ネットショップにはサイズオーダーを受け付けてくれるお店がたくさんあります。
こういったところを上手く使えれば、簡単に準備することができます。
また、無地や「紺色で」といった色の指定をする学校もあります。
その場合は、そういった指定の生地を扱っているかどうか、もチェックする項目のひとつになります。
高価すぎないもの
使うのは小学生です。
乱暴な扱いをするだろうし、しょっちゅう汚すだろうし、そのたびにガシガシ洗濯するだろうし、最悪なくすことだって考えられますよね。
そんなとき、使っていたのが高価な「袋」だったら、ちょっと笑い話になりませんよね・・・。
それに、机やらランドセルやら入学式の服やら、いろいろ他に準備するものもあるし、あまり高いものばかり買うわけにいきません。
センチ単位で作ってくれるバッグも魅力的ではありますが、全部それでそろえるとなると、やっぱり割高になることを避けられません。
大きさ指定のないもので、小さめの巾着などは、100円ショップを覗くと、ぴったりなものが見つかったりします。
ちなみに我が家は、給食の袋と鍵盤ハーモニカのパイプ入れを100円ショップの巾着にしました。
片方は200円商品でしたが、それでも低コストです。
まずは、ダイソーやシルク、セリアなど、お近くの100円ショップをチェックしてみてくださいね。
こどもの好み
サイズが合っても、価格と折り合いがついても、こどもの好みにそぐわなければ、そこで白紙に戻ります。
もちろん、多少の好みの差であれば「いいじゃん、これで~」とうまくなだめることもできるかもしれません。
親の力量が試されるところでしょう(笑)。
ただ、重い荷物を持って学校に通うのも「こども」ですし、毎日使うのも「こども」です。
気に入っているバッグと、気に入らないバッグ。
どちらを持ちたいか。
どちらを大切に扱うか。
どちらが嬉しいか・・・。
そんなことを考えると、やっぱり「いやだな・・・」といったバッグは避けてあげたいなあと思ってしまいます。
実際、我が家もココでかなり苦戦しました。
息子の好みである「恐竜柄」で全部そろえたいのに、サイズと値段が合致するものが、なかなか見つからなかったのです。
手作りキットを購入
最終的に、我が家は手作りのキットを購入しました。
布・持ち手などのテープ・糸・レシピが、まるっと入ったキットです。
このデコレクションズの「手作り材料キット」で、「レッスンバッグ、シューズケース、体操着袋、お弁当袋、コップ袋、ナフキン」の6点が作れます。
息子の好きな恐竜柄があり、こちらに決めました。
自分で袋を作る、というハードルの高さに、正直ひるみました。
でも、丁寧なレシピもついてきていて、必要なものも全部そろっているということだったので、思い切って購入しました。
実際の商品
商品は、こんな感じで届きました。
同柄のキルティング生地と、コットン生地が入っていて、見ているだけでキュンとします。


入学の段階では、まだお弁当袋やナフキンは不要なので、まずは3点作ればいいということになります。
お弁当関係は・・・初遠足までに作ればいっか、と思っています。
コップ入れはおそらく使わないので、巾着にして鍵盤ハーモニカのパイプ袋にしてあげようかな。
・・・そのうち。
何年振りかにさわったミシンで作ったのが、こちら。
2歳の娘が風邪気味だった日に有給休暇を取り、娘のかたわらでガタガタとミシンをかけ続けて完成。
初心者ですが、全部そろっているキットなら安心して見栄えよく作れました。
生地に寸法を写して裁断するのに2時間くらい。
ミシン縫いが、有休まるまる1日。
やっぱり時間はそれなりにかかってしまいましたが、息子に渡したときの嬉しそうな顔を見ると、達成感はハンパなかったです。
好きな柄のバッグが、いきなり3つももらえるんですもんね。
小学校、さらに楽しみになってくれたら万々歳です。
むすび
ミシン、どのくらいぶりで動かしたのか、もう記憶がないほどです。
でも、一度動かしてみると、そのカタカタいうリズムが心地よく、ちょっとハマってしまいそう・・・(笑)。
そして、針や糸を出して作業をしても、こどもたちが危ないイタズラをしなくなったんだなあ・・・と思うと感慨深いです。
ほんの少し前まで、考えられなかったですから。
こうやって少しずつ、親は自分の時間を手に入れるのと同時に、こどもは親の手を離れていくんでしょうね。
・・・なんてしんみり考えていられないほど、まだまだ小学校入学準備がたくさんあることが救いです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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