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【腰痛】育児中のぎっくり腰ってこんなにツライの!?まわりに分かって欲しい5つのこと

 

先日、息子を抱っこしようとして、まさかのぎっくり腰になりました。

 

仕事を終えて、さあ夕食の準備だ!

と思った矢先の出来事でした。

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夕飯どころか、その場から動けない・・・。

 

なのに、娘は抱っこをせがむし、抱っこを途中で放棄された息子は「自分のせい?」とショック顔。

騒ぐこどもたちの手前、痛くても泣くに泣けない地獄。

 

今までも2度ほど腰を痛めたことはあるのですが、子育て中のぎっくり腰がこんなに辛いものだとは思いませんでした。

 

そこで今日は、腰痛になると「こんなことがツライの!」ということをまとめてみたいと思います。

 

備えあれば憂いなし。

事前に情報があれば、朝仕事に行ってしまうパートナーに、適切な協力要請をすることができます
また、パートナーが苦しんでいるとき、どう手伝えばいいのかを知るヒントになるかもしれません。

ぎっくり腰の原因は「未解明」

 

ピキーッと腰から全身に電気が走り、一瞬にして身動きが取れなくなるぎっくり腰(急性腰痛症)

前触れもなく、いきなり強烈な痛みを生じることから西洋では「魔女の一撃」とも呼ばれるそうです。

 

ぎっくり腰の原因は、背骨や骨盤の炎症などの異常によるものと言われますが、実はよく分かっていないそうです。

加齢や運動不足が指摘される一方、ストレスなども関係するようです。

 

痛みの程度は個人差がありますが、わたしの場合、やった直後は息を吸うのも痛くて、立った状態からしばらく動くことができませんでした。

 

こんなふうに、まったく動けない状態のとき、そばにいるパートナーの方の力が最大の支えです。

  • 家事ができません
  • こどもの相手ができません
  • 布団やトイレまで行けません
  • 患部の手当てを自分でできません

できないことだらけです。

 

数日から数週間で、徐々によくなっていくぎっくり腰。

 

最近は、ぎっくり腰でも過度に安静にせず、無理のない範囲で日常の動作をすることが薦められています。

 

でもちょっと動けるようになったからといって、やっぱりできないことは山盛りです。

  • 遠い距離を歩くのはキツイです
  • こどもの抱っこがキツイです
  • おむつ替えの姿勢がキツイです
  • こどものお風呂がキツイです
  • 授乳がキツイです

キツイという言葉では軽すぎるほどの苦行です。

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パートナーにお願いしたいこと 

必要最低限の家事をお願いします

 

わたしは夕食前という、一番厳しい時間帯でした。

見てすぐに状況を察してくれた夫は、仕事から帰るとすぐパパパッとインスタントラーメンを作ってくれました。

この素早さが、なんと心強かったことか!

 

何のココロの準備もしていない日に、凝った料理なんて作らないでOKです。

 

インスタントでもレトルトでも、食パンでもなんでもいい。

家族みんながお腹いっぱいになるだけの食料を、テーブルに並べてくれたら、それで十分

 

日中、買い物に出るのも難しいです。

朝出勤前に「何か必要な物買ってくるよ」とぜひ声をかけてください

 

このとき、材料を買うのではなく、お弁当やお惣菜をチョイスしてくれると、何もしないで休んでいられます。

 

こういった突然のアクシデントにそなえて、冷凍食品やレトルト離乳食をしっかりストックしておくことも大事です。

 

我が家は、今回もおうちコープに大変お世話になりました。

レンジでチンするだけのもの、湯せんするだけのものが大活躍です。

美味しくて簡単なものが一番ですね。

 

rakuraku-ouchigohan.hatenablog.com

 

人によっては何週間も痛みが続くぎっくり腰。

家事がどうしても回らない場合、実家でも義実家でも、躊躇せずに助けを呼びましょう

 

近くにいない場合は、思い切って家事代行サービスを依頼するのもありです。

割とリーズナブルなところも多く、「やらなきゃやらなきゃ」という心的負担が軽減されます。

 

 

こどもの注意をそらしてください

 

ぎっくり腰になった直後、夫は、わたしにまとわりつく娘をヒョイと抱きかかえて遠ざけ、自己嫌悪中の息子に「誰のせいでもないよ」と声をかけてくれました。

 

これは非常に助かりました。

こどもに身体を引っ張られるだけで、悲鳴をあげそうなくらいの痛みだったので。

 

緊急事態です。

このときばかりは、テレビでもYouTubeでも、なんでもいい。

とにかくこどもの注意をそらして欲しいです。

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患部を冷やすものを探してください

 

痛みを緩和するために患部を冷やしたいと思っても、自分で動くことができません。

 

何とか布団に横になったわたしに、夫が手渡してくれたのは冷凍庫で冷えていた「アイスノンの枕」でした。

大きな枕を腰に当てると、少し痛みが和らいだ気がしました。

 

アイスノン、冷えピタシート、冷蔵庫や冷凍庫に転がっている保冷材、なんなら冷たければジュースの缶でもなんでもいい。

「これで冷やす?」と言って冷たいものを手渡してほしいです。

 

ちなみに、妊娠中・授乳中は湿布をしてもよいのか迷いますよね。

そういったものの使用がこどもに影響しないかどうか、不安になりますよね。

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ドラッグストアの薬剤師さんによると、妊娠中や授乳中でも、影響が出るような成分の入っていない湿布は存在します。

お医者さんや薬剤師さんに、相談してみてくださいね。

 

たとえば、こちら。

ホームページでもQAが掲載されていました。

www.hisamitsu.info

 

できるだけ外出を代わってください

 

最初に「どうしよう」と思ったのは、保育園の送り迎えです。

しばらくの間は、夫が「仕事をうまく切り上げて迎えに行く!」と宣言してくれなかったら、どうしようもありませんでした。

 

送り迎えできないからといって、保育園に登園させずに家で見ることも辛いからです。

 

保育園の時間を延長することで、送り迎えを代われることもあると思います。

延長時間と仕事の終業時間を事前に調べておいてくださいね。

 

もちろん、仕事の都合でどうしても送り迎えの協力ができない方もいらっしゃるでしょう。

 

そんなときは、送迎をしてくれるサポートサービスなどを一緒に調べてください

自治体で行っているサポートもたくさんありますから大丈夫!

家族だけですべてを背負う必要はないと思います。

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抱っこを回避する方法を考案してください

 

腰を痛めたことで、一番困ったのは「抱っこができない」ということでした。

身体の前でこどもの体重を支えるとなると、どうしても腰に負担がかかってしまうからです。

 

小さな月齢のお子様がいればいるほど、「抱っこ」をする頻度も上がります。

思わずとっさに抱っこして、ピキーンッの激痛に何度泣いたかわかりません。

 

また、オムツを替えるときにベビーベッドを使っている家庭は多いと思います。

一日に何度も交換するオムツ。

床の上での作業より、ベッドなど高い位置で交換したほうが、身体への負担が軽いです。


もともとアラフォーのわたしたち、腰痛は標準装備ですから、基本的にベビーベッドを使っていました。

ところがぎっくり腰になると、そこに赤ちゃんを運ぶための「抱っこ」ができないんですよね・・・。

 

赤ちゃんの危険防止に設置していたベビーゲートにも、思わぬ落とし穴がありました。

 

まず、自分が足を上げてそこを乗り越えられない・・・(笑)

それから上の息子がゲートを通るとき、いつもは「抱っこ」で通過させていたのですが、これができませんでした。

 

また、授乳中の場合はもっと過酷ですよね。

抱っこしながら椅子に座ることが多いと思いますが、まず椅子まで運べない。

そしてずっと抱っこの姿勢で授乳し続ける苦痛・・・。

 

お風呂に入れることにいたっては、「抱っこ」をするのもしかり、つるっと滑ってしまうようなとっさの行動に反応することもしかり、ほぼ無理でした。

 

ぎっくり腰になってみて、いつも何気なく行っている「抱っこ」のありがたみに気づきました。

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抱っこができないことへの代替案として、以下の方法があります。

 

【抱っこ以外であやす】

  • 抱っこをできるだけ代わる
  • あやすためのもの(絵本、DVD、赤ちゃんせんべいなど)を用意
  • こどもをドライブに連れ出す

【オムツ替え】

  • 布団を2、3枚重ねて少し高くする(赤ちゃんが自力で上り、自力で降りられる高さ。できるだけ抱っこをせず、かつちょっと高い位置で作業できる)
  • つかまり立ち可能なら、パンツタイプのオムツにする

【ベビーゲート】

  • 一時的に外し、赤ちゃんだけが通れないダンボールなどで代用

【お風呂・トイレトレーニング】

  • パートナーの役目・・・にして欲しいところ

【授乳】

  • ミルクを活用し、パートナーが手伝う
  • 添い寝で授乳する(ただし姿勢によっては激痛なので注意)

 

これだけ事前に考えておくだけでも、かなり助かると思います。

 

とくにオムツ替えと授乳はマッタナシなので、「もし今ぎっくり腰になったら?」と頭の片隅で考えておくことが重要です。

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むすび

 

今回、わたしがぎっくり腰で感じた苦痛と、試してみてよかった方法などをまとめてみました。

こういうとき、パートナーの存在を頼もしく思えるかどうかは、すごく大きな問題ですよね。

 

同時に、いかに家族に迷惑をかけないよう、事前に用意しておけるかどうかもまた、自分自身を試されるときだと感じます。

 

子育て中は、みんな精一杯無理をして生きています。

ある日、その反動が腰にきたり、肩にきたり、足にきたりすることは、誰にでも起こりうることです。

 

そんなときは、助けを求めたり、頼ったり、手抜きしたりして、どうか身体をいたわってください。

「ちゃんと休むこと」も、大切なこどもを育てるための仕事のひとつなのだと、今回のことで痛感しました。

 

頑張るけれど、ちゃんと休む。

頑張らなくても、ちゃんと休む。

身体は痛めるものじゃなくて、いたわるものなんですよね。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事が、何かのお役に立てば幸いです。

 

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