あいにくの雨。
室内で遊べる場所を検索し、神奈川県大和市にある大和市文化創造拠点シリウスに行ってきました。
大和市文化創造拠点は、子どもから大人まで多くのみなさまに、芸術文化や生涯学習の素晴らしさ、新しい知識・人々との心弾む出会いをお届けし、みなさまの心に一体感を生み出す場として誕生しました。
中核を成すのは、図書館、芸術文化ホール、生涯学習センター、屋内こども広場。
2016年に作られたばかりのこの施設。
ママ友の間でも「図書館がきれい!」「めいっぱい遊べる!」「新しい!」と高評価だったので、行ってみたいと思っていました。
大和市文化創造拠点シリウス
6階建ての美しい建物で、それぞれのフロアごとにテーマがあるようです。
わたしたちの目的地は、3階の「大和こどもの国」。
図書館や遊び場、スタジオ、授乳室などが集まったフロアです。
こども広場
こども広場は大きく2つに分かれています。
0歳~2歳までの小さなこども用の「ちびっこ広場」と3歳~小学校2年生までのこどもが遊べる「げんきっこ広場」です。
500平方メートルもの広場は、「キドキド」で有名なボーネルンドがプロデュースしているそうです。
楽しみ!
げんきっこ広場
3階に着いて図書館を抜けると、すぐにボーネルンドらしいカラフルな遊具が目に飛び込んできます。
それを見た4歳の息子が、早く行きたくてウズウズしはじめたので、さっそく手続きをしました。
げんきっこ広場を利用するには、まず利用者登録が必要です。
大人もこどもも身分証明書を見せて書類を記入すると、小さなカードをもらえます。
この利用者登録自体は無料です。
ちなみに息子は身分証明書がなかったのですが、「次回持参すれば大丈夫」との配慮をしてもらえました。
ありがとうございます。
そして、券売機で利用券を発券します。
2時間ごとの5クール制です。
(9~11時、11~13時、13~15時、15~17時、17~19時)
市内と市外で料金が異なります。
こどもは2時間で【市内】200円、【市外】300円になっていました。
おとなは1日券で【市内】300円、【市外】400円です。
利用券はミシン目で2枚つながって出てきます。
自分では切らずに、入り口でスタッフに切り取ってもらいます。
(上の写真はすでに切り取った状態です)
わたしたちは市外なので、こども300円と大人400円×2名、あわせて1100円でした。
こどもは裸足、おとなは靴を脱いで、いざ、色とりどりの世界へ!
ちなみに0歳児は、抱っこ紐のままで一緒に入場できました。
事前にスタッフの方から注意と説明を聞かなければなりません。
ここは、大人とこども一緒に遊びまわるコンセプトということで、わたしもこのボールプールに沈んでみました。
実は、生まれて初めてのボールプール!
倒れても痛くない、ぽよぽよした感じが新鮮でした。
左の2つは大きなタイヤ状の中心に入って前に進む遊具。
写真の通り、息子の場合は中で一緒に転がって進んでいました。
まあ楽しそうだったので、それもアリかと・・・(笑)。
右側はトランポリンです。
トランポリンも親子で利用可能だったので、手をつないで飛び跳ねてみました。
ふたりで息を合わせて飛ぶのは想像以上に難しく、気づけばわたしも汗だくでした。
体力勝負な遊具だけではなく、パズル系も充実しています。
自分で好きなかたちをどんどん作っていきます。
実は、最初この広場を見渡したときに、息子はずっとすべり台をすべっているものだとばかり思っていたのですが、息子は2時間のうちの大半をブロックやレールのコーナーで過ごしていました。
この広場では、やりたいことを誰からも強制されません。
こどもたちは自分で好きな遊びを選び、それに夢中になります。
親は近くでそれを見守りながら、意外なものを選び取ったこどもに対し、驚いたり感心したりするのです。
わたしもまたその一人で、家に帰ったらもう少し創造的な遊びをさせてあげようと思いました。
でも、ボーネルンドの知育玩具って高いんだよなあ・・・(ため息)。
ちびっこ広場
息子を夫にまかせて、わたしは0歳の娘とちびっこ広場へ。
ちいさな子用のすべり台やボールプールが置かれていて、保護者のすぐそばで小さなこどもたちが平和に遊んでいました。
まだ寝返りしかできない娘も参戦。
さすがにすべり台はまだできませんが、ボールやマットの感触を楽しんでいました。
娘と遊んでいたら、すぐにスタッフの方が優しく声をかけてくださったりして、和気あいあいとしたムードで過ごしやすかったです。
どこを見ても鮮やかな色彩の遊具なのに、それでいて目にうるさくない。
ちょうど「ミッフィ」や「しましまぐるぐる」の絵本の色彩に目を奪われるような、そんな感じです。
まだ、ほぼ動けない娘にとっても、非日常の刺激を存分に受けたのではないでしょうか。
こども図書館
同じ3階にある「こども図書館」が本当に素晴らしかったです!
シアターブース、色とりどりの書架、あちこちに設置されたテーブルと椅子・・・どれもが可愛らしい上に使いやすそうでした。
遊び疲れているはずの息子も、すぐに大好きな消防車の本を見つけて読みはじめました。
また普通の本だけではなく、大型絵本も充実。
靴を脱いでゴロンと本を読めるスペースなどもあり、こちらも居心地は最高でした。
娘と大型絵本の大きさの違いが、個人的にはツボです。
ちょうど靴を脱ぐスペースに誰もいなかったので、大きな絵本で読み聞かせをしたら、0歳児でもじーっと絵を覗き込んだり、分厚いページを握りしめたりして楽しんでいました。
シリウスの設備
授乳室やトイレなど赤ちゃんやこどもの設備が行き届いている、と聞いていたので存分に味わおうと思っていたのですが・・・
2時間みっちりげんきっこ広場で遊び、ノンストップで絵本にくぎ付けになっていた息子が我に返った瞬間、疲れのためにぐずり始めてしまい、今回それらの設備をまったく見ることができませんでした。
残念。
赤ちゃんの駅(授乳室、オムツ替え室)の詳細についてリンクを貼っておきます。
今後、またシリウスに行く機会があったら、これらの設備を利用させていただき、こちらにも追加掲載していけたらいいと思っています。
多目的室・その他|ご利用案内|屋内こども広場|大和市文化創造拠点
アクセス
場所
〒242-0016
神奈川県大和市大和南一丁目8番1号
小田急江ノ島線もしくは相鉄本線「大和駅」から徒歩3分
駐車場
シリウス地下1階
普通車で30分ごとに200円、1日の上限が1000円となってました。
むすび
ただの室内遊びと思うなかれ。
こどもの知らない一面を見ることのできる驚きの空間です。
また、こどもの遊ぶ姿をただ見るだけではなく、親も参加して一緒に盛り上がれるので、いつもとは違う素敵な時間を過ごせます。
げんきっこ広場は休日にはかなり混むようです。
休日に参戦する場合は気合を入れて出かけてくださいね。
動けない0歳をこういった施設に連れていくと、結局「寝かせているだけ」になることが多いですが、シリウスでは鮮やかな色彩にあふれた広場や図書館で、0歳でも目を大きく見開き楽しんでいる姿をたくさん見ることができました。
いつもとは一味違った「知と遊び」を堪能しに、大和市文化創造拠点シリウスに出かけてみてはいかがでしょうか。
わたしとしてはかなり、お気に入りスポットになりました!
次回はもう少しじっくり落ち着いて、いろいろ見て回りたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事が、何かのお役に立てば幸いです。
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