先日、4歳の息子が夜中に泣き出しました。
「はながつまって、きもちわるいよぅ」
ちょっと前から風邪気味で、少し鼻水が出ていたのですが、寝ているうちに詰まってしまったんでしょう。
大人ならば、鼻がつまっても我慢して口呼吸で眠ることができます。
でもこどもは、息をしたくてもできない状態にイライラして泣き出し、涙と鼻水で余計に鼻がつまって泣く、という救いのないサイクルに陥ってしまいます。
そこで今日は、息子と一緒に「辛いねえ・・・」と言いながら、試したり調べたりした「こどもがムリなく鼻づまりを解消する方法」について、いくつかご紹介させていただきます。
お茶などを飲ませる
最初に試したのは、温かい飲み物を飲ませる方法です。
これはわたしが鼻づまりのとき、食事を始めると呼吸が楽になる経験をしていたので、息子にも試してみました。
レンジで少し温めたミルクを飲ませると、「あ、はながくるしくない!」とすぐに言ってくれました。
ニコニコと飲みほして、布団に戻ってすぐ、「くるしくなってきた・・・」と申告。
手ごわい。
頭を高くする
以前、風邪をひいたときに小児科の先生に教わった方法です。
こども用の枕ではなく、大人用の枕などを使って、こどもの頭をできるだけ高くして寝かしてあげると、鼻づまりが軽減されるそうです。
息子は泣きべそ顔だったため、半身抱き起した姿勢で寝付かせてみました。
ママの抱っこでの安心感もあってか、すぐに泣きやみ目を閉じてくれました。
鼻の通りも、確かによくなったとのこと。
でも布団に寝かしてみると、しばらくしてからまた鼻づまりがはじまってしまいました。
「おかあ、もういっかい いっしょにいて」
何回か同じように抱き起して眠らせたり、わたしの枕を使ってもらったりしているうちに、息子は完全に夢の中へ。
鼻づまりの原因を治すわけではなく、鼻どおりをよくする方法だと思うので、呼吸が気にならないほど熟睡するまでは、何度かトライする必要があるようです。
鼻を温める
蒸しタオルなどで鼻を温めると、鼻水がやわらかくなって出やすくなります。
また、血流がよくなったり鼻孔が開くことで、一時的に鼻のとおりがよくなります。
お風呂に入っているときなどは、鼻づまりが治ったりしますよね。
タオルは熱めのお湯でタオルを濡らして絞るだけでも、温かいタオルが完成します。
わたしはもっと雑なので(笑)、タオルを濡らしてレンジで30秒くらい温めます。
機種によって、温まりすぎてしまうこともあるので火傷や事故に注意してください。
鼻づまりに効くツボ
両小鼻のふくらみの横の「 迎香(げいこう)」、髪の生え際よりちょっと下にある「上星(じょうせい)」を押すことで、鼻づまりに効果があるそうです。
詳しくはこちらのサイトをご確認ください。
ちなみに「迎香」には、顔のゆがみを治す効果もあるのだとか。
押してみると、たしかに顔全体に響く感じがして気持ちよいです。
ペットボトルを脇にはさむ
鼻づまりをしている鼻と反対側の脇の下に、ペットボトルをぎゅっと挟むという方法がネットにありました。
耳鼻咽喉科のお医者さんが考案した方法で、一時的に鼻の通りをよくする効果があるそうです。
むすび
いくつか紹介させていただきましたが、やはりどれも一時的な鼻づまりの解消にすぎません。
その場しのぎでも、こどもが安心して寝付いてくれるのであれば、親としては本当にありがたいです。
もちろん朝になったら、病院に連れていって鼻づまりの原因をしっかり治してあげることが一番重要ですよね。
また、普段からティッシュで鼻をかむ練習をしておくことも大切です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事が、つらい鼻づまりで苦しむこどもとパパママのお役に立てば幸いです。
おまけ
鼻づまり、といえば昭和世代はこれを思い出します。
母親がこどもにヴェポラップを優しく塗るCM、昔はよく流れていました。
商品名がかなりややこしいから、今ならば略語とかできるんでしょうね。
べぽ、とか?(←単純)
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