神奈川県大和市にある「ゆとりの森」に遊びに行きました。
ゆとりの森は平成19年に開園したスポーツとレクリエーションの公園です。厚木飛行場のすぐ南に位置し、広々と芝生が大部分を占めています。中央部分の修景池ゾーンは大雨時の遊水地としての機能も備えています。
遊具も充実していて、設備もきれい。
こどもも大満足で「またきたい!」と何度も言うような場所だったので 、レビューさせていただきたいと思います。
大和ゆとりの森
どれだけ広々しているかというと・・・写真に納まり切れません。牧場ですか(笑)。
連休中で天気がよいということもありかなりの人出でしたが、園内の写真を撮るとガラガラに見えるほどの広さです。
自然そのままの公園というよりは、しっかりと整備されている敷地で、ベビーカーでも楽々進んでいくことができました。
広い芝生が続くので、凧揚げなどをしたいところですが、厚木飛行場が近いため凧揚げ禁止になっています。
ご注意ください。
園内図を見つけることができなかったので、配布されていたこちらの資料を載せておきます。
生き物情報も興味深いですが、そのバックにうっすらと印刷されているのが、ゆとりの森の全景です。
わかりにくくてすみません。
テニスコートやサッカーのグラウンドなどがポンポン配置されているほどの広さは伝わりますでしょうか。
本当に「ゆとり」にあふれている公園です。
わんぱく広場
こどもたちに人気の遊具が集まっているという「わんぱく広場」に足を踏み入れたとたん、そんなのんびりした空気が一変しました。
目の前の大型遊具にテンションが高くなると同時に、一気に人口密度も高くなりました!
ローラーコースター型のすべり台、トンネル型のすべり台、ロープをつかったアスレチックなど、どれもこれも楽しそうです。
このローラーコースターは大人禁止だったのが残念・・・。
でも4歳の息子は一人で怖がることもなく、顔を真っ赤にして何度もすべっていました。
ローラーは細くて繊細で、確かに大人の体重を乗せるのは厳しい感じがしました。
息子は特に「おしりが痛い」とは言っていませんでしたが、芝滑り用のそりを利用しているこどもも多かったです。
ちなみに、我が家は100円ショップのヒップソリを購入しました。
次回はこれを持参します。
何でもあるなあ、ダイソー!
この広場には、幼児向けの遊具もありました。
そういえば、このすべり台もあわせると、いったいいくつのすべり台があるんだろう・・・今度行ったら数えてみたいと思います。
今、一番アツイすべり台はこちら。
2019年2月にオープンしたてで、すべる部分が幅広く、みんなで一斉にすべることができるすべり台です。
右側の写真が登るところ。階段ではなくアスレチック要素たっぷりなところが、また遊び心をくすぐります。
そしてこのすべり台、大人もOKなのです!
わたしも息子を足の間に挟んで、掛け声とともに二人同時スタート!
かなりスピードが出て爽快です。途中軽いこどもはフワッと飛んだようで、一緒にキャーキャー声をあげて騒げるのが心地よかったです。
大きな声は、「コラッ!」と怒るときではなく、こういう楽しいときに出すのが一番ですね。
ふわふわドーム
もうひとつ、こどもが楽しみにしていたのが「ふわふわドーム」です。
ふわふわドームとは、3歳~9歳までのこどもだけが遊べるトランポリンです。
山を二つつなげたような形の大きなドームで、小さな子と大きな子の遊べるスペースがざっくり決められています。
こどもたちは靴を脱いでピョンピョン飛び跳ね始めます。
そのぎこちないジャンプがみんな可愛く、まわりで見ているだけでも飽きませんでした。
混んでいる日は時間予約制で20分ほど遊べます。
空いている日は特に時間制限はないようです(営業は10時~16時、夏休み期間は17時)。
混み合う日にふわふわドームを利用する場合は、ふわふわドームの前で先に予約することを忘れないでくださいね。
ゆとりの森内の施設
小さな子連れファミリーは、主に「わんぱく広場」と「ふわふわドーム」にくぎ付けです。
そのため、このエリアにトイレ、ベンチ、食事用のテーブル、自動販売機などがまとめて設置されているのはありがたかったです。
写真のテーブル以外にもいろいろ置いてあり、お弁当持参の家族連れがワイワイ楽しんでいました。
ただ、授乳室や売店がこのエリアからだと少し遠かった!
こどもの足で歩いて5~10分くらいのところに「仲良しプラザ」という施設がありました。
レストハウス的な建物で、各種スポーツエリアの貸し出し受付などもありました。
屋上は展望デッキになっていて、広大なゆとりの森をながめることができます。
中にはテーブルや売店、自動販売機などがあります。
テーブルは売店で購入したものを食べている方もいれば、持参したお弁当を広げている方もいて、過ごしやすかったです。
また、アイスクリームやジュースの自動販売機に並んで、上の右側のようなちょっと変わったご当地食品も売られていました。
買わずに写真だけ撮ったのですが、あとから買えばよかったと後悔しています(笑)。
この施設内に授乳室とオムツ替えスペースがあります。
手前側に映っているのがオムツ替えスペースで、ソファと椅子が授乳スペースです。
授乳中はカーテンで仕切って目隠しができます。
写真にあるとおり、授乳スペースにはソファと椅子が置かれていて複数のママが入ることを想定しているように思えます。
でも、カーテンの中にはベビーカーで入るのがギリギリなので、知らないママ同士が一緒に授乳するのは抵抗がありそうです。
よく整備された公園内には椅子的なものがたくさんあるので、いつでも休憩することができます。
もっとも椅子を使わなくても、気持ちの良い芝生が続いているので、そこにゴロンと寝そべるのもオススメです。
休憩や食事といえば、ピクニック広場という芝生もありました。
そこかしこにテントが張られていてキャンプ場にも見えます(笑)。
でもこれからの季節、急に雨が降ったり炎天下が続いたり・・・と、小さなこども連れには天候の不安がつきまといます。刺す虫も、コワイ。
すぐに避難できるテントを張ることができる広い公園は便利ですよね。
最近はワンタッチで設置できるテントも増えたし、こんなふうにテントだらけになるのも納得です。
〇ワンタッチテントを購入したレビューです〇
アクセス
場所
〒242-0024
神奈川県大和市福田4112
※車のナビは「大和市代官4丁目20」と設定
経路
車、電車、バス等でお越しの場合のアクセスが、ホームページに詳しく掲載されていましたので興味のある方はチェックしてみてください。
駐車場
南と東の2ヶ所にあり、料金は普通車の場合1時間100円です。1日の上限が600円なので、駐車料金を気にせずにのんびり過ごせますね。
むすび
安全で快適な空間、という印象です。
小さなこどもを連れていても、不安要素はほとんどありません。
厚木飛行場に近いことから、時折飛行機がものすごい爆音を響かせて通り過ぎるので、慣れていないこどもはびっくりするかもしれません。
遊具はとにかく冒険要素が強く、みんな夢中になって遊んでいました。
息子もこの1日で、ちょっとたくましくなったような気がするくらい、グイグイと高みを目指して登っていました。
個人的には、もっと子供と一緒に大人も遊べる遊具が増えたら嬉しいです。
遊具のあるわんぱく広場だけでなく、広大な芝生や小川(修景池ゾーンと呼ばれ、東京ドーム1個分あるそうです)なども素晴らしいです。
あちらこちらを探検していると、あっという間に時間が経ってしまいます。
こどもを思いっきり遊ばせたい!と思った休日には、大和ゆとりの森を訪れてみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事が、何かのお役に立てば幸いです。
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