現在、息子がお世話になっている「こどもちゃれんじ」。
そのベネッセコーポレーションが、現在YouTubeのライブ配信をつかって「オンライン幼稚園」を配信しています。
これが、すごいのです。
本当に、在宅勤務と在宅保育を両立している人間にとっての救世主なんじゃないかと思えるくらい、優しい作りなのです。
当初は5月1日までの公開予定でしたが、5月4日にチェックしたら、ちゃんとライブ配信されていました。
4日はチラッと見ただけですが、「先生」役の方が自撮りした読み聞かせを配信していて、その温かさに胸が熱くなりました。
詳細を確認していませんが、きっと配信予定を急きょ延ばしてくれたんでしょうね。
ありがたい話です。
番組には、ベネッセの幼児教育のノウハウがいっぱいつまっていますが、延長のためのセルフ撮りといった「手作り感」にも、かえって好感が持てます。
連休明けの業務スタートの日は、わたしはガッツリお世話になります!
オンライン幼稚園
ベネッセの番組なので、しまじろうが登場したりしますが、会員以外でも見ることができます。
会員登録も不要で、すべて無料。
しつこい広告なども、挟み込まれません。
平日10時~14時までの間、リアルタイムで番組が進行していきます。
幼稚園の先生が「おはようございます」とあいさつしたあと、「ちゃんと寝たかな?朝ごはん食べたかな?」といったお話をしてくれます。
画面ごしですが、まさに幼稚園にいるような柔らかい雰囲気です。
歌や体操、コーナーなどは、放送時間の中で何度か同じものが流れます。
お昼ごはんは、12時~13時くらいまで約1時間。
お弁当のイラストだけが映って、コーナーなどは一切ありません。
お昼ごはん前や後の「手洗い」「歯みがき」は、徹底して流してくれます。
身体を動かす体操、先生の読み聞かせ、科学の話・・・さまざまなコーナーをうまく配置していますが、情報だらけというわけではなく、全体的にゆるい空気がいい感じ。
10時から14時の間は、時間割にそって生活することの手助けをしてくれます。
12時から1時間、空白になるのも素晴らしい配慮。
わたしの家では食事中にテレビを消すのですが、そういう習慣の家庭も多いですよね。
とくにテレワークをしている場合、こどもとしっかりお話できるのはランチ時だけ。
この大切な時間、YouTubeに邪魔されたくありません。
なので、あっさりと約1時間、配信をストップしてくれる「オンライン幼稚園」の姿勢に共感します。
つけっぱなしにする不安
時間に沿うように構成されているからといって、何時間もYouTube配信をつけっぱなしにすることに、少々抵抗があります。
初めて「オンライン幼稚園」を見る日、5歳の息子に言っておきました。
「テレビがずっとついているけれど、ブロックやお絵かき、したいことをじっくりやっていいんだよ?」
わたしが自分の都合でつけっぱなしにするYouTube配信。
それなのに、「ずっと見ないで」なんて勝手なことは言えません。
でも、こどもたちの「今」しかない時間、ただただぼんやりと画面をながめる毎日にしてほしくない。
だから「自分の好きなこと」を、何となく耳にいれておくという、ちょっと姑息な手段に出ました。
こどもたちの反応
まだテレワークをしながら在宅保育をしている日が浅いので、はっきりとした実証にはなりませんが・・・
5歳の息子の反応
すぐに先生の名前や特長を覚え、同じお弁当を食べたがったりするといった、普段の保育園のような反応を見せました。
何度か同じコーナーが繰り返されることを逆手にとり、興味のあるもの、ないものによって、自分で「見る・見ない」を決めているようです。
興味のある【昆虫】【恐竜】【へんてこな歌】は、流れ始めるとすぐに画面の前に飛んで行きます。
興味のない【体操】【画面の暗い感じのもの(=コワイ)】の場合は、クレヨンでお絵描きを始めたり、妹にちょっかいを出したりしています。
昼ごはんの1時間で、一生懸命わたしに話しかけてくれます。
保育園ではしている昼寝を、家ではしません。
配信の終わる14時以降、とくに15時から終業時間までのグダグダが強いです。
「オンライン幼稚園」は、14時以降も「延長保育」と銘打って番組がありますが、さすがにこれ以上つけっぱなしにすることができずに、切り上げています。
今後の在宅保育期間の延長状態によっては、どうしようか思案中です。
1歳の娘の反応
オープニングは、お兄ちゃんと一緒に「先生」を見つめていますが、そのあとは特に興味なく、部屋のおもちゃやわたしのひざの上目がけて突進して来ます。
ダンスつきの歌はお気に入りのようで、流れ始めると身体を揺らしてノリノリになります。
ここ数日は、うまく昼休み中に昼寝に誘えたので、午後の1時間くらいは平和でしたが、起きると配信がついていようと関係なく、わたしのそばから離れません。
ひざに乗せたまま仕事続行、キーボードの片手打ちのスキルが上がります・・・。
むすび
在宅保育を始めたとき、日中すべての責任をひとりきりで負っている気がして、とても不安でした。
でも、実際にはたくさんの企業や団体が、手を差し伸べてくれていることに気づきます。
もちろん、どの企画も手探りで、すべてが完璧というものではありません。
それでも子育て世代のバックアップを何とかしていこう、という温かな心を感じます。
ありがとうございます。
ひとりじゃない、ってとても嬉しいことです。
ベネッセの幼児教育ノウハウがいっぱい詰め込まれつつも、延長により、いい意味の手作り感が増した「オンライン幼稚園」。
ガッツリ使うだけじゃなく、ちょっと息抜きしたいなあと思うときに少しつけるなんて方法もアリ。
うまく活用できたら、本当に強い味方になってくれそうです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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