はてなブログで機能修正された、「はてなブログProはサブドメインなしで運用可能」というニュースについて、初心者が考えてみました。
ブログ開設して、ちょうど1年目に飛び込んできたこのニュース。
サブドメインを付けて運用しているわたしにとって、果たしていいニュースなのでしょうか?
サブドメインとGoogleアドセンス
はてなブログProで独自ドメインを使う大きな理由のひとつに、Googleアドセンスを利用したい、という思いがあると思います。
でもこのGoogleアドセンス、申請がなかなかやっかいで・・・。
条件なども厳しいのですが、なんといっても【はてな】との相性がすこぶる悪い。
特に、申請の際に「お客様のサイトにリーチできません」という、けんもほろろなメッセージではじかれた経験がある方も多いのではないでしょうか。
これは、はてなブログで独自ドメインを設定する際、サブドメイン(wwwなど)を付けることが推奨されていた一方で、Googleアドセンスの申請時にはサブドメインが自動的に省かれてしまうことが原因でした。
つまり、わたしのブログの場合だと
【はてなブログでの設定】www.karafuru.site
【Googleアドセンスでの申請】karafuru.site
になってしまって、Googleアドセンス側でブログを訪問しようとしても、ページが見られずにエラーを起こしていたようなのです。
※注:現在のasobeginner.comの前のドメインです
それを回避するために、【karafuru.siteで検索されたらwww.karafuru.siteのページに飛ぶ】というリダイレクト機能を使って対応しています。
例えば、わたしが独自ドメインを取得したお名前.comでは、110円/月でリダイレクトしてくれます。(2020年5月現在)
ところがそんな「はてなブログPro」、2020年4月23日からサブドメインを設定しない運用も可能になったようです。
これ、とても喜ばしいことだと思うんです。
自分でサブドメインを付けるか、付けないか、選択できるんですから。
特にGoogleアドセンスを視野に入れている場合は、申請時の大きな問題をなかったことにできるんですもの。
ハードルがぐっと下がったわけですから、Googleアドセンス取得を考えていた人は、これを機に新規で独自ドメインを取って運用してもよいかもしれません。
今なら、独自ドメイン無料キャンペーンやってますしね。
変更した方がいいのか
だけど、すでにサブドメインで運用してしまっている場合って、ホイホイ変えていいもんなんでしょうか。
リダイレクトがたった月100円だとしても、1年で1200円。
Googleアドセンスで入ってくるお金を考えれば、解約できるものならしたいです。
でも、このブログのURLが【karafuru.site】に変わったら、今までのwww付きURLで検索した場合には、「ページが見つかりません」ってことになるわけですよね。
ということは、今度は先ほどのリダイレクトとは反対に、【www.karafuru.siteで検索されたらkarafuru.siteのページに飛ぶ】というリダイレクト機能を使わなくちゃいけないのか・・・。
え?
じゃあやっぱりリダイレクトは解約できないということで、サブドメインを削除する手間がかかるだけ損ということでしょうか?
それとも、しばらくは過渡期としてwwwなし→wwwありにリダイレクトが必要でも、そのうちにリダイレクトしなくても良くなるのでしょうか・・・?
メリット・デメリットが、初心者にはまったく分かりません。
分からないので、しばらく様子を見ていたのですが、なかなかネットに「この情報はすごい!」というものが上がって来なくて、オロオロしています。
初心者がはてなブログでつまずいたら、まず検索。
すぐ頭脳明晰な先輩の記事を読める、という今までの常識を覆す緊急事態です。
はてなの強み「交流」に願いを託して
なので、初心者のぼやきとしてこの記事を書き、ひっそりとネットの海に流すことに決めました。
漂流するガラス瓶を、きっとわたしと同じ初心者の方も拾うでしょうが、まれに大賢者のような方の手に渡ることも考えられるからです。
初心者の方が拾えば、共感して安心するかもしれません。
大賢者が拾えば、コメントでアドバイスをいただけるかもしれません。
あるいは「もうその記事、書いたよ」とURLを教えてくれるかもしれません。
わたしが疑問に思う点は、以下です。
(これからこの記事を公開して、項目を見直し、追加・削除を行う可能性があります)
- サブドメイン、削除したほうがよいの?
- リダイレクト機能とはずっと付き合うべきなの?
- アナリティクスは、登録のwwwを削除すればいいの?
- サーチコンソールは、そもそもサブドメイン削除できるの?
- Google検索に影響はあるの?
- 記事内の過去記事リンクのwwwは勝手に変更されるの?
サーチコンソールに関しては、サーチコンソールのヘルプにこんなことが書かれていました。
同じドメイン内の www と www 以外の間の移転。
この場合、アドレス変更ツールを使用せずに正規化タグ付けやリダイレクトを使用します。
つまり、ここでもリダイレクトを使用と書いてあるので、やっぱりリダイレクトと縁を切ることはできなそうですね。
・・・って、これも初心者の勝手な思い込みなのかな。
もう、わけが分かりません。
むすび
そんなこんなで、去年の今ごろならきっと手放しで喜んだこのニュース。
複雑な思いで見つめております。
はてなブログは「書く」ことに関してはとっつきやすいシステムで助かる一方で、こういった開発などの話になると、とたんに初心者は置いてきぼりになってしまいます。
それでも、ユーザー間の交流が盛んである点もまた、はてなの良いところ。
そのコミュニティを生かして、このニュースのメリット・デメリットが、しっかり初心者にも伝わるような情報が集まったらいいなあと思っています。
今回の記事は、いつにも増してとりとめがなく、現時点では読んで得られるものも少なすぎて申し訳ありません。
それでも、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この海原で、誰かがこのボトルを拾ってくれますように・・・。
追記・結論について
2020年6月10日に、この問題についての続編を書きました。
コメント・ブックマークにて、共感や助言をくださったみなさま、本当に感謝しています。
ありがとうございました。
みなさまの意見を読みながら、わたしなりに考え、出した結論となります。
\はてなブログに関する記事です/