最近、ちょくちょくテレビでCMを見かける「LINE WORKS(ラインワークス)」。
スマホでお世話になっている「LINE(ライン)」の使い勝手のまま、ビジネス現場でコミュニケーションをはかれるツールです。
わたしの働く企業でも、秋ごろから導入をしました。
使い始めて2ヶ月ちょっと。
コロナ禍にあって、出社や対面もままならない中、会社内のコミュニケーションの中心になったのはもちろん、勤怠やスケジュール管理、簡単な会議などもこなせるツールとして重宝しています。
イチ社員のしがない感想記事ですが、「なんかウチも導入しようか、って話が出てるんだよね・・・ちょっとメンドウ」と思っている方の参考になれば幸いです。
LINE WORKS
LINE WORKSとは、LINEらしいチャット機能、掲示板、スケジュール機能など、ビジネスに必要な機能がまるっと入ったコミュニケーションツールです。
この緑色の感じが、まさにLINEですね。
導入事例を見てみると、「小売、製造、飲食、サービス、行政、教育、金融、メディア、運輸、農林畜産、IT、NPO・・・」と多種多様な分野で導入されているようです。
目的も様々で、従業員同士や学生・取引先との連絡から、電話・メールの削減のため、プロジェクト管理、予定や業務の見える化促進、営業用、週報・日報などの連携用、採用・労務といったことがあげられています。
わたしの会社では、社給スマホで
- 上司・スタッフ間の連絡ツール
- スケジュール管理
- 社内掲示板
- 月報
- 勤怠管理
といったことに使用しています。
使った感想
コミュニケーション
1対1、もしくはグループ内、部門内のコミュニケーションとしては、まさにLINEのトークと同じ。
発言がマンガの吹き出しのように、ピコーンと表示されます。
スタンプも絵文字も使えます。
社内の友人とは、このラインワークスのトークを使って連絡を取り合うことが多くなりました。
みな、LINEを使いなれているせいか、特に不自由を感じません。
スケジュール管理
スケジュール管理機能は、カレンダーから予定を追加していくかたちです。
これはちょっと、面倒。
パソコンでLINEWORKSを使っている方は、それほど大変ではないのかもしれません。
でも、わたしはスマホからちまちまと打ち込むので、予定の立て込む週などは、打ち込み作業が億劫です。
面倒で打ち込まないこともあります(笑)
でも、自分だけでなく、仲間や上司の行動がすぐに確認できるので助かります。
以前は、誰かとのスケジュール同期は、別のツールを立ち上げてから打ち込んでいたので、それがひとつのアプリ内で完結するのは、ありがたいです。
社内掲示板
社内のお知らせが、掲載されます。
読んでいないお知らせは「未読」になっているので、見逃す心配はありません。
ただ、読んでしまったお知らせは、どんどんスクロールのはるか下の方にいってしまうので、なかなか探し出せません・・・
検索機能もあるのですが、「まいっか!」で済ませてしまい、あとで怒られます。
自分だけフラグが立てられるような機能があったらいいのに、とよく思います。
もっとも、わたしがその機能を探し出せないだけかもしれません。
月報
以前は紙で配布された月報。
今では、PDF化してLINEWORKSに掲載されています。
・・・正直、スマホでPDFを見るのはしんどいので、あまり読みません・・・。
わざわざパソコンに落として見るほどのものでもないし、いつも飛ばし読み。
これ、LINEWORKSを主にスマホ画面で運用しようとしている企業に言いたい。
なんでもかんでも、LINEWORKSに掲載して終わりにするのは、いかがなもの?
社員が確認する画面の大きさなども、ちゃんと考慮してほしいです。
というわけで、これに関してはあまりいい印象はありません。
もちろん、パソコンでこういったファイルのやり取りがサクッとできる点は、いいことだと思います。
でも、LINEをみんな日常で使い慣れてしまっているので、トーク内にファイルを添付することに対し、パソコンメールほどに危機感を持っていないような気もします。
それって、すごく情報漏えいとかセキュリティが怖い。
そのへんの徹底も、今後の課題なのかな。
勤怠管理
わたしの会社では、始業時と終業時に時間を打つ「打刻」という方法を取っています。
以前はパソコンから、指定のURLに接続して打刻していましたが、LINEWORKS導入と同時に、このアプリからURLに飛べる入り口ができました。
ラクチン。
これは、ラクチンです。
業務と勤怠管理のURLが、まったく別だったので、テレワーク時は特に打刻をしょっちゅう忘れていました。
でも、スマホのアラームをセットしておけば、予定時間にアラームを止めつつ、その指で打刻できるので助かります。
その他
トーク機能を使って、簡単な会議なら行えます。
会議室もおさえる必要がないし、ちょっと話し合いたいときに「今大丈夫?」とメッセージを送ってスケジュールさえあえば、あっという間に打ち合わせに入れます。
LINEのテレビ通話と同じ感覚なので、ラフな意見も出ます。
もちろん音声だけでも打ち合わせ可能。
ただ、複数での会議の場合、誰の発言かビミョウに分かりづらい(名前は小さく画面に出ますが・・・)ので、名乗ってから発言するなどのマナーやルールが必要です。
むすび
毎日出社していたときは、真夏の通勤電車が嫌だとか、逆に真冬は通勤自体が嫌だとか、ランチが混むだとか、充満するソースのニオイに誰だカップ焼きそばを食べたのは!?とか、そんなことばかり思っていました。
でも、そんなたわいない話を、ちょこっとしてから仕事に入る、そんな時間は愛しい小さな幸せだったのだと思えます。
家でパソコンに向かう日々には、雑談もボケもツッコミもいません。
1時間かけて作ったものが、手違いで消えたときに、ヨシヨシとキットカットをくれる人もいません。
日常のLINEに近い、ラインワークスで「データ消えました・・・」とつぶやくと、ピコーンと鳴る同僚のメッセージに救われます。
あ、一緒の時間に働いてるんだな、と安心したりして。
人のぬくもりある仕事環境って、実はすごく貴重で尊いものなんですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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